ハワイのレンタカー:交通ルールとドライブマナー

ハワイでレンタカーを利用する

ハワイのレンタカー料金比較とドライブルール

ハワイでの移動はレンタカーが便利

レンタカーを利用してハワイでのドライブを楽しむことで、新たなハワイを発見することができます。

ハワイの空の玄関口ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧名称:ホノルル空港)の整備が進み、 空港内のレンタカー各社の営業所が新しい施設 “ CONRAC ”(正式名称:CONSOLIDATED RENT-A-CAR FACILITY)に統合され、 非常に簡単で便利にレンタカー利用ができるようになりました。CONRACへの移動は徒歩で行けますが、 レンタカー会社共通の無料シャトルバスが15~20分間隔で運行されています。

ハワイのレンタカー概略

ご出発前に料金の比較をして日本から予約をすれば、ご希望の車種を確保したり、クーポン利用や早割など優遇が受けられます。

車の大きさ
左ハンドルによる車幅感覚の違いや慣れない右側通行でかなり気疲れするので、日本で乗っている自動車に近いサイズのものがお薦め。

車種タイプ
エコノミー(1500cc)、コンパクト(1600cc)、ミッドサイズ(2000cc)、フルサイズ(3000cc)、ラグジュアリー(4000cc)、ミニバン(7人乗り)、コンバーチブル、ジープ、4WD、などのように大きさやタイプによって分かれています。

料金システム=車両のレンタル料
●Unlimited Mileage Rate
 アメリカでのレンタルは最低1日(24時間)から
 契約期間内に距離に関係なく基本料金×日数で計算される。
●Time&MileageRate(時間距離併用料金)
 使用日数と走行距離により費用を計算。短期間のレンタルやあまり距離を走らない場合に有利。
 料金計算:基本料金×使用日数+総走行距離×1マイル当たりの総走行料金

レンタルの諸費用
●保険料(別記参照)、保障制度の加入料
●乗捨料金、サブドライバー料金、ベビーシート料金
●州税、車両税、車両登録税、空港税(空港営業所から乗出しの場合)

追加料金(オプション)
●乗り捨て料金(車を借りた所と返す所が異なる場合)
●追加ドライバー(運転同行者がいる場合は必ず申告)
●チャイルドシート(ハワイ州法により、4歳未満の子供の乗車には必要)


レンタカーを借りる際の注意点

ハワイにはリース系を含め大小20社ほどのレンタカ一会社がありますが、あらかじめ日本で予約をしたほうがクーポンなどの割引があるのでお得です。 特に夏休みやお正月などのハイシーズンには、希望の車種や運転しやすい車が出払っていることが多いので、事前の予約をお薦めします。

車を借りる

手続き方法
出発前に日本で予約(クーポンなど割引料金の設定がある)、纏まった日数(4日間~1週間単位)で予約、出発前に代金を日本円に換算して支払い、現地へはバウチャーを持参する方法は割引率が高く安い。現地手続きは英語、希望の車種のキープや時間ロスがあるので、事前予約をお薦め。

手続きに必要なもの
●日本の運転免許証
●国際運転免許証(ハワイは日本の運転免許でも可だが、持参をおすすめ)
●クレジットカード(身分証明書として)
●年齢制限、ハワイ州では21歳以上でないと運転資格を取れない。

自動車保険

自賠責損害賠償保険
Third Party Liability Claims(LP)
日本における強制保険にあたるものです。大手レンタカ一会社では、車両に対人対物の強制保険料が含まれます。対人・対物事故の場合の補償額は、対人1人につき$2万まで、対人1事故につき$4万まで、対物1事故につき$1万まで

追加自動車損害賠償保険
S.L.l.(Supplemental Liability lnsurance)
レンタル料金に含まれる自動車損害賠償保険( LP / Basic Coverage )の追加保険。この保険に加入することにより、対人・対物補償限度額が$100万に増額されます。

任意保険
レンタカーを借りるときに必ず聞かれるのが自動車保険「インシュアランス」
ハワイは医療費が高く、救急車も有料というお国柄、入院治療、後遺症、裁判費用、など後々のことを考えると、掛け捨てでも保険に加入すべきです。

●L.D.W.(Loss Damage Waiver)
 車両が事故で破損したときの修理費の支払いを免除してくれる。
 車の当て逃げ、バンパー破損、よくあるアクシデントのときに効力を発揮。
●P.A.l.(Personal Accident Insurance)
 ドライバー並びに同乗者がケガをしたときの治療費負担の保険。
●P.E.P.(Personal Effects Protection)
 レンタカ一乗車中の荷物の盗難、破損に支払われる保険。
●U.M.P.(Uninsured MotoristProtection)
 ドライバーおよび同乗者の傷害に対しての追加傷害保険。


レンタカー利用時の注意点

アメリカの車社会は日本に比べはるかに成熟しており、特にハワイの人達の運転マナーとルール順守の良さには驚きます。
ハワイは鉄道網がありませんので、移動手段は車なのでワイキキ市街や朝夕の通勤時間帯での交通渋滞は蔓延化していますが、日本からハワイへ行かれる方々は、レンタカーを借りて燦燦輝く太陽と青空の下で、心地よい潮風を受けてのドライブが楽しみの方も多いです。しかし、日本でも同様ですが車を運転するときは、危険が背中合わせです。運転マナーや慣れない左ハンドル、日本と逆の右側通行、交通標識が英語など、注意が必要です。
…ルール・マナーを守って安全で楽しいドライブを満喫してください。

運転免許証

ハワイでは、日本の免許でも車の運転が出来ます。 レンタカーも日本の免許証で借りることが出来ますが、万が一トラブルがあった場合を考えると国際免許を持参するのが賢明です。
ハワイの警察官は、日本の免許証が読めませんので処理に時間がかかったり、手続きが煩雑になったりしますので国際免許証が有用です。

★国際運転免許証のみでの運転は違法ですので、必ず日本の免許証を携行して下さい。

国際免許の取得方法は、都道府県の公安委員会で、パスポート、顔写真(縦5cmX横4cm)1枚、日本の運転免許証と申請書に必要事項を記入して提出すれば同日発行されます。
国際運転免許証の有効期限は1年間。

ナビゲーション&カーナビ

予めドライブマップやロードマップを手に入れ、事前に目的地やルートを同乗者と一緒に確認を心がけて下さい。
事故原因の多くは、道を間違え無理な∪ターンや急停車をた時やうっかり左車線(反対車線)に入ってしまったという場合が多いので、事前の確認と助手席の方のナビゲーションにより事故を回避できます。

★ハワイのレンタカー提供各社では、GPS日本語カーナビ搭載車が用意されています。

ダラーレンタカーでは、タッチパネル方式、音声=日本語、表示=英語によるカーナビ及び「バーチャルドライブガイド」のロードマップをご用意、目的地のコード番号の入力が出来るようになっており、簡単な操作で事前に行き先をセットすれば、より快適なドライブが楽しめます。

レンタカー会社のご案内

日本で予約できる大手レンタカー会社

■Dollar Rent A Car ダラー・レンタカー 0800-999-2008(通話料無料)
■Hertz Rent A Car 八ーツ・レンタカー 0800-999-1406(通話料無料)
■Alamo Rent A Car アラモ・レンタカー 03-5962-0345
■Budget Rent A Car バジェット・レンタカー 0120-150-801
■Avis Rent A Car エイビス・レンタカー 0120-31-1911
■Nippon Rent A Car ニッポン・レンタカー・ハワイ 1-808-922-0882


ハワイでの交通ルール

ハワイの道路標識 ハワイのロードサイン

右側通行

車の流れに乗っているときは問題はないが、発進時や左折時や一方通行から両方通行へ入ったときに左車線に入りやすい。正面衝突の危険を伴いますので、常にセンターラインが自分の左側に来るよう意識して下さい。

左折に注意

日本での右折時と同様と考えて下さい。
大きな交差点は左折レーンや左折信号があるので判断できますが、左折後、左車線に入りやすいので注意が必要です。
“LEFT TURN ON LEFT ARROW ONLY”の標識は、直進信号が青、対向車がない場合でも左折信号が赤であれば左折禁止。
“NO LEFT TURN”の標識は、左折禁止や時間制限による左折禁止。

右折の方法

アメリカでは赤信号で右折することができる。
“AFTER STOP RIGHT TURN PERMITTED ON RED”の標識は、右折前に一旦停止して、安全が確認出来れば赤信号で右折出来ます。
“NO TURN ON RED”の標識は、赤信号時右折禁止。

一時停止

“STOP” 一時停止後の発進順位は、日本のような優先道路からではなく、交差点に先に近づいて一時停止した車から順に発進できる。(譲り合いの精神がベースになっています。)

一方通行

ワイキキやダウンタウンは一方通行が非常に多いので、ご注意ください。
“ONE WAY” 一方通行入口
“DO NOT ENTER” 一方通行出口

シートベルト

4歳末満、又は体重が約20キロ以下の子供は、後部座席に幼児専用のチャイルドシート着用が義務付けられています。4~18歳までの子供は後部座席でシートベルトの着用義務。

夜間のドライブ

街灯や夜光塗料を塗った車線や看板が少なく交通標識も読みにくいので、島内一周や遠乗りの場合、日没前にワイキキ周辺や滞在先へ戻るスケジュールがおすすめです。

スクールバス

黄色のスクールバスが停車、赤のハザードが点滅しはじめたら後続車は即停車。
また、対向車線にバスが止まった場合でも、バス側面から“STOP”のサインが出るので停車(中央分離帯がある場合は不要)。学童の乗り降りが終わりバスが走り出すまで停車していなくてはならない。

交通事故

万が一トラブルが発生した場合は、落ち着いて対応してください。
 1.万が一負傷者がいる場合は救護をし、車を安全な場所に寄せる。
 2.警告用具で、他の車に事故の発生を知らせる。
 3.緊急電話番号 911 へ通報し、警察、救急車、消防車を呼ぶ。
 4.警察からは事故/盗難証明書(ポリスレポート)を取り寄せる為の請求書番号を貰う。
 5.相手の確認(名前、連絡先、運転免許証番号、ナンバー、各保険会社)の情報交換。
 6.レンタカーの場合は、レンタカー契約営業所へ連絡。以降指示に従って下さい。
 ※ 海外旅行傷害保険に入っている場合、保険会社へ報告。
 ※ “l'm sorry” は禁句 …裁判で不利な扱いを受ける可能性があります。

交通違反

ハワイの警察官は日本語が通じませんし、日本語では話しかけてくれませんので、交通ルールをしっかり守って安全運転を心掛けて下さい。

スピード違反
 ・市街地や学校付近は時速25マイル制限
 ・郊外は35~40マイル、フリーウェイは45~60マイルが制限速度
 ・道路が広く走りやすいのでスピードが出やすい。
 ・罰金はオーバーした速度に応じて決められるので注意。

飲酒運転
 (1)最低14時間講習、90日間免許停止
 (2)72時間公共作業
 (3)48時間の禁固
 (4)罰金最低$150~最高$1,000

駐車違反
必ずパーキングメーターか駐車場へ停めて下さい。
駐車時の車上荒らしが多いので、貴重品や荷物は車中に置かない。


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