ハワイ&アメリカ体験記 『思い出のハワイ』
ロンドンへ到着、そして日本へ/Vol.60
パリからロンドンまで、飛行機移動。ロンドンからは、いよいよ帰国になるので、放浪の旅も最終章です。
ロンドンのホテルは、パリのホテルのオーナーが連絡してくれた、中間クラスのホテルを予約した。
パリのホテルのオーナーの紹介なので、普通はかなりお高いプライスですが、紹介という事で1万円位までディスカウントしてくれました。
ロンドンの天気はどんより曇り。
なぜかテンションは上がらない?
何処かへ観光したい気分でも無く、大きな公園でベンチに座り、寒い中1時間位、ぼーっとしていた。
日本へ帰ったら、どうしようか?
その事ばかり考えていた。
自分は日本でやっていけるのか?
アメリカへ戻った方が良いのか?
アメリカの企業からも、オファーは頂いていたので、それも視野に入れて考えていた。
自分的には、日本よりアメリカの方が気持ちが楽なので、凄く悩んでいた。
アロマも勉強してみたいので、まずは当時日本には入っていなかった、花のエッセンスで出来た、レスキューレメディーを見に行く。
色々試して、自分に合ったレメディーを購入ようと思った。
やりたい事は沢山あるのですが、肉体的にも精神的にも疲れている気がする?
予想的中!ホテルで夜高熱が出て、フロントに行って、ドクターに来てもらい、診て頂くと、疲労と風邪。
抗生剤を処方されました。
高熱があると飛行機に乗れないので、帰国便を予約していたV航空のカウンターへ行き、事情を説明すると、万が一を考え、別枠で座席を確保してくれました。
なんて親切なんどろう!と一人で感動していた記憶がある。
熱は薬を飲むと下がるのですが、夜になると高熱が続き、だんだん不安になってきていたのですが、 せっかくロンドンにいるのだから、ロンドンの雰囲気を体感したくて、ホテルのフロントの人に聞いて、日中は観光へ出かけた。 が、自分にはイギリスが合わないような気がした?
熱も微熱まで下がり無事に搭乗出来たので、いよいよ日本へ帰国。
この時の心境は、日本へ帰りたくない気持ちの方が強かった。
飛行機はかなり空いていて、ビジネスクラスもガラガラ。
飛行機が離陸して間もなく、CAが「あちらのお客様が、嫌でなければ、ビジネスクラスへ如何ですか」と言っておりますが?如何致しましょうか??
ビジネスクラス?
追加料金払う余裕もないのでその旨伝えると、呼んでくれているのは、航空会社の上層部の方のようで、追加料金は心配しないで大丈夫です、と言われた。
当時は、こういう事よくあり、時にはファーストクラスへ、時にはビジネスクラスへと、何度ラッキーな体験をさせて頂いた事やら!
好意に甘えさせて頂き、座席移動しました。呼んで下さった方々は、英語を話されるので、質問に色々答えたり、何しにイギリスへ来ていたのか? 質問責め!最後にわかったのは、私にハンティングしてくれていたようです。
『CAでロンドンベース』
凄く良いお話しだが、ロンドンベースが気になるので、即答せずに名刺をもらって、後日お返事する事にしました。
当時では、日本人がハキハキ話す姿は、海外の人から見ると、珍しかったようで、そこをかってくれたようです。身長170cmある私は、容姿はクリアしたようです(笑)
語学も、当時は英語の弾丸トークの私でした。今は、英語を話す機会が減ったので、忘れていく、発音もおかしくなって来ている?
成田到着して、その方々とお別れして、私は日本の現実の日常に戻りつつある。
長かったヨーロッパの旅もこれで終わりです。
お金がなかったので、まともな食事はとれていなかったので、5-6キロ痩せていました。
フランスパンとチーズだけが殆どだったので、栄養も偏っていたようです。
日本へ戻って、仕事探しですが、自分が納得出来る仕事に出会えず、焦るだけでした?